アーカイブのPHP化

アーカイブのPHP化に挑戦しました。 最近までこれの意味と必要性が全くわかりませんでした。 元をただせば、アーカイブテンプレートにもサイドメニューを付けたいと思ったのが始まりでした。 サイドメニューを付加するには、3種類のアーカイブテンプレート(カテゴリー・個別・日付)それぞれを編集しなければならず、 どれか一つのテンプレートの中のモジュール(例えばカレンダーとかカテゴリとか)を変更すると別のテンプレートにも変更を掛けなければいけません。 それがイヤで、何か対策がないのかなぁと思って検索をしていたら、「サイドメニューのモジュール化」という記事を見つけ、そこでPHP化について知識を深める事になったのです。 PHP化の必要性というのは、上にあるようにメニューのモジュール化をするのに必要(他にも方法はあるらしいですが。)で、また将来的にサーバの移転を行った時にファイル名称に依存する不具合を回避できるらしいです。 その他には...サーバ側の設定をしている自己満足でしょうか? サイドメニューのモジュール化については別の機会に説明するとして、今回はアーカイブのPHP化です。 この作業自体はとっても簡単なのですが、それに付帯する作業で多少苦戦を強いられました。 まず、PHP化作業を行う前に設定しておいた方がいい事が一つ(場合によっては二つ)あります。 まず一つ目は、php化を行うとアーカイブファイルの管理がとてもしやすくなります。 今までは新規エントリを書き込むと、サーバ上の「Archive」ディレクトリ内にpost_**.htmlと言った名称のファイルが生成されていましたが、今後は生成されるファイルの名称と生成場所を各自で設定する事が出来るようになります。 これは最初が肝心なので、良く考えて設定して下さい。 設定の仕方はこちらをご覧下さい。 Archiveファイルの命名方法 あともう一つ、インデックスページやアーカイブページ、各種アーカイブテンプレートをphp化すると、htmlとは違ってパーミッションを気にしなければならなくなります。 僕が利用しているさくらインターネットのスタンダードプランでは、設定の変更が必要になりました。 さくら利用者の方や、どうしてもパーミッションエラーが回避出来ないと言う方はこちらをご覧下さい。 さくらスタンダード利用者のためのMovabletypeのPHP化 上記の設定を行うと、いよいよPHP化作業の開始です。 と言ってもこの作業自体はとっても簡単です。 まず、MovableTypeの設定ですが、管理者用画面の、 ウェブログの設定 > 設定 > アーカイブの設定 で、「アーカイブ・ファイルの拡張子」の項目を、デフォルトの「html」から「php」に書き換えてください。 注意書きにもありますが「.(ピリオド)」は必要ありません。
次に、 テンプレート > インデックス・テンプレート で、アーカイブページとメインページ(ここではインデックスページとなってます。)の出力ファイル名を?.phpに変更して下さい。
基本の作業はこれで終了です。 サーバ内の /index.html /archives.html /archives/?.html 等のファイルは過去の遺物(=ゴミ)なので、ローカルに保存するなり削除するなりしてサーバ内の軽量化・最適化をしましょう。 (削除の前に一度ファイル名を変更したりしてちゃんとphpで表示出来ているか確認した方がいいかもしれません。)

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